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【読み物】慧音と小町のやり取り(紙芝居調)

いつか本の形で出してみたいネタ

慧音×妹紅の寿命ネタにはいつも涙させられるよねっ!


ストーリー後半部分のセリフのみ抜粋
「だからさぁセンセ。もういい加減いきましょうよー」
「う、うるさいっ! 私に構わないでくれ!」
「職業柄そういう訳にもいかないですってば。先生だって知ってるでしょう?」
「うるさいっ、うるさい! 一体何だと言うんだ。突然こんな所に連れてきたりして!」
「そう怒鳴らないでくださいよ。それにさっきから何度も説明してるじゃないですか」
「あんなもんで納得できてたまるか! まだまだ私にはやらなきゃならないことだってたくさんあったんだ!
里の警備の引継ぎだってできてないし、子供たちに教えることもまだまだあった! 
それに、妹紅とだってきちんと挨拶できていないんだぞ……」
「そりゃさぁ。先生はどっちかっていうとこちら側の人たちとも仲良くしてたほうだしさ、
普通だったらのんびり葬式見学したり、中有の道とか散歩して覚悟ってもんを決める時間を上げたいのはやまやまなんだ。
そういった手順をすっ飛ばしていきなりこんなところ【三途の川】に連れてきちまったことは謝るよ。―――けどね」
「?」
「生きていた時の心残りをあれこれ言うのはナシだよ先生。中には事故とか病気で寿命よりもっと早くこっちに来ちゃう人だっているんだ。
それくらい、先生だってわかっているだろう?」
「ぐっ……」
「それにこいつは四季様からの命令なんだ。普通肉体は置いてきて魂だけにして連れてくるってのに異例中の異例だよこんなこと。
長年死神やってきてるけど初めてだよ。きっと悪いようにはしないさ」
「うぐっ、嫌だ! まだ私は死ねないんだ! 連れて行くというなら……!」
「へぇ。先生だってのにずいぶんと物分りが悪いんだねぇ。でもそいつはわかりやすくて好きだねぇ。だけど先生、今アンタは肉体はあれど死んでいる状態なんだ。
そんな状態でそんなもん【スペルカード】なんて使ったら、魂にどれだけ負担になるか……知らないよ?」
「うるさいっ! さっさとお前を黙らせて里に戻してもらうからな!」
「人里を守る半人半妖のアンタとは生きているうちに手合わせしておきたかったんだけどねぇ」
「余裕のつもりか! さっさと来い!」
「さて、それじゃあ気がすんだらついてきてもらうよっ!」
「小町ぃ!!」
「ぎゃん!?」
「まったく、いつまで時間をかけているんです。他にも魂が待っているのを忘れたんですか?」
「ししししし、四季様!? どうしてこんなところに?」
「どうして、じゃありません。まったく様子が気になって見に来たら三途の川で弾幕勝負なんて前代未聞です!」
「む、四季様ぁ。お言葉ですがねぃ。アタイはまじめに仕事しようと思ったんですよ? ですけどこのわからず屋の先生がですね―――」
「言い訳しない! あれほど説明してから連れてきなさいといったでしょう!」
「きゃん! それ【悔悟棒】で殴るのはやめて下さいよぉ」
「………四季映姫……?」
「上白沢慧音。私の部下が突然失礼しました」
「む、むぅ。一体どういうことなんだ。私は自宅の布団で寝ていたはずだぞ。それを突然こんな―――」
「上白沢慧音」
「っ!?」
「もうあなたも気づいているはずです。はっきり言いましょうか? 貴女は本日未の刻に絶命しました。死因は老衰。享年―――」
「っやめてくれ! 聞きたくないっ! お願いだ……頼む。攻めて妹紅に、妹紅と話をさせてくれ」
「それはなりませんよ、上白沢慧音。いくら閻魔といえど貴女にそのような優遇をさせることはできません」
「……」
「小町が突然連れてきてしまったことは上司としてお詫びします。小町は減給50年と100年間の有給取得不可とします!」
「ぇぇぇぇー そんな四季様ぁ。あんまりだぁ!」
「話を戻します。小町は仕事に戻りなさい。―――さて、貴女に肉体を残したまま連れてきたのには訳があります」
「?」
「それをここで話すことはできません。一度地獄の、是非曲直庁まで来てもらいます。
本来は小町にはきちんと説明させた上で穏便に連れてくるよう頼んでおいたのですが……いいですね?」
「本当に……私が納得の出来る話なんだろうな?」
「閻魔は嘘は決して言いませんよ」



「どこまでつれていくのだ?」
「私の書斎です。もう直つきます」
「ここは本当に地獄なのか……?」
「意外でしたか?」
「もっとこう、釜茹でとか針の山とか血の池とか。そんなものを想像していたよ」
「貴女は罪人ではありませんからね。もっとも判決の結果有罪ともなれば反省して貰う必要もあるでしょうが」
「……ゴクリ」
「さて、つきました」
「……で、話というのは?」
「本来は正規の手続きを経て裁判所に行ってもらうのですが、優先的にあなたの判決を言い渡します。……断っておきますがこれは閻魔十王の判断ではなく、私の判断です。
閻魔に判断を下されたらどうあっても判決を覆すことはできません」
「ちょ、ちょっとまて! 話が違うぞ! 納得の行く説明をだな―――」
「判決を言い渡します。上白沢慧音―――」
「わっわっ!? 待て! たとえ白【無罪】だとしてもまだ心の準備ができていない!」
「貴女は……黒です」
「……………………えっ?」

(continue?)

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